2010-01-01から1年間の記事一覧

SPACE BATTLESHIP ヤマト

実写版・宇宙戦艦ヤマトを近所のシネマコンプレックスで見てきた。何を隠そう、自分はTVアニメ・オリジナル版の宇宙戦艦ヤマトに“ほぼ”リアルタイムでハマった世代である。“ほぼ”と断るのは、1974年の初回TV放映時は、裏番組の「猿の軍団」(円谷プロ制作)を…

年末山行は中止

12月26日より北アルプス・蝶ヶ岳への山行を計画していたが、天候が思わしくないため中止した。現地では1週間に渡って積雪が続き、今は二つ玉低気圧の配置になっている。ライブカメラなどの情報によると、12月28日の朝だけは一瞬の晴れ間があったが、これは疑…

3泊4日で蝶ヶ岳

休日出勤で溜まった代休をまとめて取れることになったので、冬の北アルプス入門コースといえる蝶ヶ岳に登ってみることにした。天気予報を見る限り、厳冬期ほど強いものではないにしろ、西高東低・冬型の気圧配置がずっと続くらしい。そのため青空は望めない…

雪山実技第一回・谷川岳〜白毛門/天神平 2日目

朝食も沢山のおかずで満足。 今日は、ロープウェイで天神平スキー場まで上がることになった。ロープウェイのキャビンは、丸っこく宇宙船のポッドのようで、ちょっとかっこいい。冬山装備に身を包んでいると、SFチックな高揚感がある。 天気は快晴で風も弱く…

雪山実技第一回・谷川岳〜白毛門/天神平 1日目

首都圏は晴天が広がっていたが、途中乗り換え地点である水上駅でまで来ると、大雪が降っていた。 10時15分、土合駅に集合。挨拶に続いて、講習はまず、スパッツや手袋などの装備を身に着けるところから始まった。薄く雪が積もった駅前の砂利地で、講師の説明…

雪山机上第二回・冬山の気象

正式に申し込み、参加確定。今回の参加者は合わせて33名とのこと。 まず、講師から雪山経験が尋ねられ、挙手した結果は、ほとんどの人が2000メートル級の雪山経験あり、3000メートル級の雪山経験者は3名のみだった。自分も2000メートル級までの経験なので、…

雪山机上第一回・オリエンテーション

冬期にも本格的な登山をやってみたい。そう思ってはいたのだが、危険と隣り合わせになるため独学では無理だ。どこかできちんと教わるためには時間が要る。幸い、何とか仕事のほうは都合のつく目処が立ってきたので、思い切って、岳連主催の講習会を受けてみ…

オフィス泊

先月、現場リーダーが休日のプライベート中に事故で死去。そして、構築していた新システムが今週月曜日、サービスインを迎えた。大きな問題はなく、ほっとしたのもつかの間、トラブル発生。急遽対応のため、オフィス泊になった。 オフィス泊というのは、体力…

混雑シーズンの丹沢

久しぶりに、ヤビツ峠から表尾根を縦走。 秦野からヤビツ峠行きのバスに乗るのだが、紅葉シーズンだけあって、駅前のバス邸は長蛇の列。臨増バスが出たものの、通勤ラッシュなみのぎゅうぎゅう詰めにまいった。人同士が密着し、暑い! ヤビツ峠行きの道はつ…

涸沢から上高地へ下山

12時20分頃、撤収を終えて、下山開始。名残惜しいが、紅葉満開の涸沢を後にする。 15時00分頃、横尾に到着。紅葉に見とれて足取りゆっくりだったが、ここからは加速モードに入る。 17時10分頃、上高地バス停に到着。17時25分発のバスはもう満員のため、18時0…

涸沢紅葉の撮影本番

5時40分頃、日の出直前の様子。 涸沢ヒュッテの展望台も、カメラを構えた人たちでいっぱいだ。 朝日を浴びて染まる穂高岳。 日の出直後、本谷側から霧が駆け上がり、涸沢全体を包み込んだ。 池ノ平の水面に映る、逆さ穂高。 もはや説明不要、これこそ涸沢の…

横尾から涸沢へ

朝、目覚めると、テントの内壁がびっしり結露している。フライシートまでしっかり張ったのだが、風通しの悪い状態で、湿った衣類などからテント内部の湿度が上昇してしまったのだろう。 天気はときおり雨がぱらつく状態だが、ラジオで聞く予報によると、お昼…

上高地から横尾へ

11時55分、バスが上高地に到着。 昼食は上高地・五千尺ホテル2階の河童食堂で摂ることにした。雨天なのに連休初日だけあって、かなり混んでいる。毎度恒例の巨大な山賊スペシャルを食べようかと思ったが、満腹状態では行動に支障をきたす恐れがあるため、普…

鏡平から下山

深夜1時頃、胃もたれの辛さで目が覚めた。パンシロンを飲んだらほどなく楽になってきたので、再び床につく。この日は涸沢へ向けての移動日なので、体調を万全に整えておく必要がある。 朝4時に起床。5時になったところで山荘の方から朝食のおにぎりを受け取…

鏡平で過ごす1日

朝4時半頃、起床。前夜は食事を採った後、すぐに就寝したので、9時間半ほど熟睡したことになる。やはり、夜行バスで睡眠不足に陥っていたようだ。 4時50分頃、撮影機材を持って、鏡池へ行く。まだ誰も来ていなかった。雲ひとつない夜明け前、槍穂高のシルエ…

新穂高温泉から鏡平へ

7時30分、濃飛バスに乗り、新穂高温泉へ向かう。途中、平湯温泉でバスを乗り換え、8時33分、新穂高温泉に到着。売店前のコインロッカーに、テント泊装備と食料を収める。これで荷物が軽くなった。 9時10分頃、鏡平に向け出発。10月なので寒さを意識した服装…

上高地から新穂高温泉へ

今回は、5日間で鏡平と涸沢の紅葉を狙おうという欲張りなプランである。二兎を追う者一兎をも得ずとなっては元も子もないが、まあ、どちらか良ければそれで良しとする。 不安要素は何より天気だ。予報によると、5日間のうち晴天が望めそうなのは初日と最終日…

鏡平と涸沢

このところ休日出勤が続いたので、10月の三連休に代休二日を足して五連休の予定が組めそうだ。行き先の第一候補はもちろん、鏡平。ただ、鏡平にはキャンプ地がないため、山荘泊まりとせざるを得ない。山荘泊まりで四連泊はさすがに出費がかさむし、祝日三連…

装備と行動能力

装備を30kgまでに抑えた場合、今の自分の体力でコースタイム通りに歩けることが検証できた。ただし、30kg担いで楽しく歩けるのは、いいとこ5時間くらいだと思う。 来月に予定する秋の紅葉シーズン山行を想定して、今回、(必要もないのに)三脚を手持ちで歩い…

白岩山から雲取山、三条の湯へ

5時30分頃、起床。朝食は、アルファ米の梅わかめご飯と、秩父の漬け物、しじみ汁。予想通り、漬け物はヒット。繊維質がしっかり採れて、お腹にいい。 テキパキと支度・撤収を進めれば良いのだが、日頃の疲れが溜まってる上に、近場の山という安心感もあり、…

白岩キャンプ地

今回は、白岩小屋のキャンプ地でテントを張ることにした。時間的には、雲取山荘のキャンプ地まで行くこともできたが、17時半頃の到着で日没ぎりぎりとなる。テントを張って夕食を作りはじめる頃には真っ暗だ。非常訓練ではないので、余裕を持っておくほうが…

三峰神社から霧藻ヶ峰、白岩小屋へ

先月の雲ノ平縦走での反省点を確認したいのと、来月の紅葉シーズンに向けたトレーニングも必要な時期になったので、雲取山までテント泊で行ってみた。荷物は今回のような近場のテント1泊なら20kg程度の内容で足りるが、来月の北アルプスを想定し、30kg持って…

食料

食料については、今回、パスタ類としてスパゲティーとペンネを持っていってみたが、スパゲティーだけで良かったと思う。味の変化はソースで決まるので、スパゲティーからペンネに替えたところで飽きを避ける効果はない。ペンネはパイプ状になっている分、同…

衣類

持っていった装備の内容を見直してみよう。 まず、衣類については、ダウンベストとウインドブレーカーが不要だった。盛夏時期は、山頂でご来光を待つような場合でないと、これらは出番がないだろう。 反対に、あったら良かったなあと思ったのは、フリースパ…

装備の重さ大きさ

何より、40kgの重装備で行ってしまったのは、結果として雲ノ平を甘く見ていたことに他ならない。難所や危険箇所がほとんどないルートではあるが、体力的にキツい箇所は多く、軽量化を意識して行くべきコースだったのだ。実際、他の登山者を眺めても自分のよ…

ルートの選択

往路については、もっと楽なルートも採り得たのが、ちょっと悔やまれる点である。3日目、双六から三俣蓮華岳へは巻き道ルートを採ったが、ここはたぶん、中道ルートにしたほうが楽だったのではないか。黒部源流域から雲ノ平に採った直行ルートは、重荷で急坂…

行動日程

山行始めからすでに1か月が経って今更ながらの感はあるが、備忘録的に反省点を書き残してみる。まずは、行動日程だ。 計画では3日目に雲ノ平へ辿りつく予定だったが、実際の行動では4日目に雲ノ平へ辿りついた。その大きな要因は、2日目に双六まで行けず鏡平…

鏡平から無事に下山

久しぶりに布団で寝て、ふと、ヘンな癖に気付いた。布団の端にカラダを揃えるような体制をとっているのである。これは、テント生活で付いた癖だ。テントの場合、カラダと同じくらいの幅のマットの上に寝るのだが、寝返りを打って転がると、マットから落ちて…

三俣キャンプ地から鏡平へ

テント生活の快適具合は、時として幸運・不運に左右される。前日、自分がテントを張ったすぐ後、近くに女子高生のグループが到着し、テントを張っていたのだ。そのおかげで前夜は20時以降までガヤガヤと騒がしく、今朝は03時頃から撤収のガヤガヤが始まった…

雲ノ平から三俣キャンプ地へ

再び大荷物を担いで三俣へ戻る日がやってきた。居心地の良かった雲ノ平ともお別れ。若干、早立ちを意識し、朝食はアルファ米ではなく行動食用のお菓子類で、軽く済ませた。晴天続きでテントはよく乾いており、撤収はスムーズに完了。 06時40分頃、雲ノ平キャ…