雪山机上第二回・冬山の気象

正式に申し込み、参加確定。今回の参加者は合わせて33名とのこと。

まず、講師から雪山経験が尋ねられ、挙手した結果は、ほとんどの人が2000メートル級の雪山経験あり、3000メートル級の雪山経験者は3名のみだった。自分も2000メートル級までの経験なので、多くの人とレベル感が一致し、一安心。
気象の講義ということで、天気図の見方のような話が主体なのかなと思っていたのだが、より具体的かつ広範な話だった。確かに、天気図の見方などは本を読めば分かることで、問題は、それをどう実際の山行に活かすかである。構想段階の検討に始まり、夏〜秋での下見、行動計画の策定、装備の選択、山行中のルート取り、幕営地点の選択、行動するか停滞するか、下山するか留まるかといったさまざまな場面で、自然を知ることが求められる。冬山では、それら判断が生命の維持に直結するから怖いのだ。
非常に役立つ話を聞くことができ、今後、どのようなことを勉強していけば良いのか指針が得られたのは大きな収穫だったと思う。
次回はいよいよ、一回目の実技だ。12月18日(土)・19日(日)で、谷川岳白毛門途中へ行く。もしも雪が不足した場合は、ロープウェイで天神平へ上がるようだ。