三峰神社から霧藻ヶ峰、白岩小屋へ

先月の雲ノ平縦走での反省点を確認したいのと、来月の紅葉シーズンに向けたトレーニングも必要な時期になったので、雲取山までテント泊で行ってみた。荷物は今回のような近場のテント1泊なら20kg程度の内容で足りるが、来月の北アルプスを想定し、30kg持って体力検証してみることにした。

早朝、池袋から1時間45分かけて西武秩父駅へ到着。乗った西武線は、秩父鉄道の三峰口まで直通の列車だったが、西部秩父駅でも、三峰口駅でも、乗り換える先のバスは同じ便なので、登山口がある三峰神社への到着時刻に差はない。駅の売店などは西武秩父駅のほうが充実しているので、こちらで降りることにした。
天候は曇り、都合良く雨は止んでいた。西武秩父駅からは西部観光バスに乗り、1時間15分かけて三峰神社へ到着。電車とバス合わせて、3時間ちょうど費やした。それに自宅から池袋までの所要時間と途中待ち時間を加えると、ちょうど4時間になる。いつもながら思うが、この時間は長い。

10時50分頃、登山口から出発。気温は16℃くらいで、じっとしていると肌寒いが、荷物を背負って歩くにはちょうど良い加減だ。登山道は、数日降り続いた雨でぬかるんだ箇所もあったが、特に支障はなく、歩きにくさもない。

三峰神社からのルートは、あちらこちらに埼玉県からの注意掲示が多い。この過激派注意の掲示は、浦和の市外電話局番が4桁なので、1992年以前だ。当時の時代背景から想像すると、たぶん1970〜80年代に設置されたものだろう。

12時頃には、雲が切れ、眺望も開けてきた。

お昼は、霧藻ヶ峰休憩所でコーヒーをいただきながら、持参のヤマザキパン・ランチパックを食べた。

霧藻ヶ峰から先は三峰ルートの核心部分、尾根道の登り降りが続く。最初に来るのは、前白岩山への急登。台風の影響で風が強い。気温は14℃くらいだが、体感温度は10℃以下だ。汗が乾くのでこれ幸いとそのまま歩いたのだが、後になって思えば、ウインドブレーカーを着るべきだった。

15時30分頃、白岩小屋に到着。休憩時間を差し引くと、ほぼコースタイム通り。