標高2875メートル、風強し

夕食は大天井荘でいただくことにした。メニューは肉と魚の好きな方を選べる。肉は鳥唐揚げ、魚は鯖味噌煮とのことで、魚を選択。
燕山荘と比べるとやや質素だが、刻みキャベツにはスライスされた黄色いパブリカが添えられたりで、細やかな料理のセンスが光る。料金2000円だが、平地なら1700円で納得できるレベルだろうか。例によってご飯・味噌汁・お漬け物は食べ放題なので、自分的には十分ペイする内容だ。
食事を終え、テントに戻ってみると、風が強く、シートがバタバタ唸り声を立てている。フレームが揺れるほどではないので、心配はないが、念のためペグまわりを石で補強する。バタ付き音が耳障りなので、イヤホンでラジオを聴きながら、眠りにつくことにした。片耳は開いているので、万が一には気付くはず。電池がたっぷり持つラジオなので、垂れ流しで使っても安心だ。