豪華な夕べのひととき

夕食は燕山荘で食べることにした。定刻の夕方5時、食堂に行く。ここ燕山荘は、北アルプス屈指の設備を誇るだけあり、広くて立派な建屋である。食堂も開放感があり明るい。メニューは、ビーフストロガノフっぽいものをメインに、サラダや付け合わせなど、1食2000円の料金でも納得できる内容だった。その上、ご飯・味噌汁は盛り放題、これは良い。時間の縛りが許せるときには、ぜひ今後も利用しよう。

食べ終えた頃、燕山荘オーナーの赤沼さんがご挨拶に登場。大変に物腰やわらかい口調で燕岳の近況や注意点など話され、余興にアルペンホルンの演奏をしてくださった。今年は雪解けが遅れ、例年なら終わりの時期にあるコマクサの開花が、今、最盛期を迎えているという。ラッキーなことである。