名高い急登・合戦尾根

登山届を記入し、登山道入口にある専用ポストに投函。3リットルの水を水筒に詰め、テントを撤収。いざ、出発!
この日の予定は、中房温泉キャンプ地→合戦小屋→燕山荘キャンプ地のルート。累積標高差1400メートルを半日程度で登ることになる。北アルプス三大急登のひとつに数えられる、体力勝負のコースだ。もっとも、付近の中学生は遠足で行くらしいし、実際、それらしい団体学童が数多い。荷物は重い(25kg)が、まあ、何とかなるだろう。
登山道に入ると、いきなりの急登。焦る気持ちを静め、ペースを落として登り始める。次々と追い越されるが、気にしない。だって、こっちはテント背負ってるんだから。
合戦小屋までは、第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと、30〜50分おきに休憩場所が現れる。道も登山道としてはよく整備されており、いわゆる難所はない。丹沢・塔ノ岳に登ったときよりは楽だと感じた。
第一ベンチでは、5分ほど降りたところに水場がある。念のため補給したが、足下近くを流れる細い水のため、ぺちゃんこ水筒では汲みにくかった。