紅葉の双六・三俣へ
いよいよ紅葉シーズンが近付いてきた。いろいろな情報から予想すると、今年は体育の日の三連休あたりにベストシーズンが重なりそうだ。でも残念ながら、今年の三連休は別の予定があるため、山行計画を入れられない。そこで代わりに10月1日(土)〜5日(水)で、双六〜三俣の紅葉を狙うことにした。
- 30(金) 秋葉原→(夜行バス・毎日あるぺん号)→新穂高温泉
- 01(土) 新穂高温泉→わさび平→鏡平山荘(小屋泊)
- 02(日) 鏡平山荘→弓折乗越→双六岳→三俣蓮華岳→三俣山荘(小屋泊)
- 03(月) 鷲羽岳・水晶岳・黒部源流域・三俣蓮華岳付近で撮影、三俣山荘(小屋泊)
- 04(火) 三俣山荘→三俣蓮華岳→双六岳→弓折乗越→鏡平山荘(小屋泊)
- 05(水) 鏡平山荘→わさび平→新穂高温泉→(路線バス)→平湯→(高速バス)→新宿→帰宅
たぶん、鏡平の紅葉にはまだ早い時期だろう。絶景の本命は三俣蓮華岳周辺と黒部源流域だ。鏡平はスルーして、双六と三俣でテント泊するのが費用対効果は高そうだが、この夏に三連泊した三俣でのテント泊は、すでにごちそうさまな気分だし、小屋の人とは顔馴染みになるくらい行っているにも関わらず、一度も三俣山荘には泊まったことがないのも、どうかなあと思うところがある。この機会に、三俣山荘泊の初体験をしてみよう。また、双六のキャンプ場は一泊だけだと妙に未練が残る場所で、ここでテント泊してしまうと、ずるずる連泊して樅沢岳と双六岳の周辺撮影に没頭してしまいそうで怖い。今回は弓折稜線と三俣周辺に撮影ターゲットを定めているので、鏡平と三俣の小屋泊に絞った。
装備重量は約21kgを予定。うち、撮影機材が11kg、水とポカリスエットで2.5kg。
天気予報によると、金曜から土曜にかけて前線が通過し、その後はゆっくり回復、火曜日に高気圧のど真ん中という流れのようだ。土曜日に歩く新穂高温泉から鏡平のルートは、風がまったく抜けず、雨はまっすぐ上から落ちてくるので、合羽を着ないで雨傘をさして歩くのが一番楽だ。とくに、汗をかく登りでは、かんかん照りよりも小雨が降る天候のほうが快適度が増すルートなので、この天候タイミングは好都合だ。