しばらく使っていた登山靴がかなり痛んできたので、買った用品店に相談に行ってみた。

物を見た後、かなり長く使ってるんですか?と聞かれ、まだ1年半経ってませんと言うと、相当ハードな使い方してますねえとのこと。

とりあえず、つま先部分の外革にできた破れと、かかと部分の内革にできた破れが、安く補修できれば良いかな…と考えていたのだが、甘かった。

まず、両足分のパッチで概算見積もり1万円。穴の上から革を当てる形なので、防水性は破れる前より落ちるし、内面は足にちょっと違和感があるかも、とのこと。そして、靴底もかなり摩耗していて張り替えが必要な状態という。この張り替えも概算1万円。

さらに、靴側面の外革もかなりスレていて、いつ破れてもおかしくない状況のようだ。

そもそもこの靴(モンベルアルパインクルーザー2500)は、型落ちバーゲン品を6〜7掛けくらいで買ったもので、購入価は2万円台前半だったはず。修理に購入価と同額近く費やしても初期性能より劣るなんて、実にムダである。痛んだままのこの靴でも丹沢など近場の山行ならまだ数回いけるだろうから、修理はせず、バックアップの非常靴を携行する条件で使い潰すことに決めた。
ちなみにお奨め靴を聞いてみると、同じモンベルなら、アルパインクルーザー2800が良いのでは?とのこと。現物を見てみると、確かに、2500で破れたり弱ったりした外革と同じ箇所は、ゴム巻きでしっかり強化されている。ただ、夏山にこれはちょっとヘビーかつ汗蒸れ悩みそうな感じもするし、冬山だったら3000のほうが良い。
他メーカー製品(モンベルより高いんだよね、自分の足にはモンベルすごく合ってるし…)も調べながら、しばし考えてみよう。まあ、1タイプでオールシーズン使い倒すのは、そろそろ卒業していい時期かも知れない。