ゴールデンウィーク前半の計画


今年のゴールデンウィークカレンダーは、前半3日間(4/27〜29)と後半4日間(5/3〜6)に分かれる形だ。現時点の天気予報を見ると、前半の休日は晴れて、間の平日に雨、そして後半の休日はまだ分からないが好天に恵まれる可能性もある。そこでとりあえず、前半3日間で北アルプス方面の山行を計画する。
一昨年に涸沢〜奥穂・北穂、昨年に燕〜大天井岳へ行ったので、今年は槍沢〜槍ヶ岳〜南岳へ行ってみようと思ったのだが、少なくとも5日程度はないと写真を撮って歩くような計画は無理だ。少ない日数で自分がぜひとも行きたい場所といえば、飛騨の双六方面になる。まだ小屋開けしていない時期で、入山者は少なく、ルート状態も不明。過去のゴールデンウィーク時期には双六小屋が営業していたが、2007年に支配人だった森下さんが亡くなられて以来、小屋開けしないこととなった。

双六小屋 - 2008年1月2日(水) http://www.sugorokugoya.com/saishin/kinnkyuu_080102/saishin20080102.html
長野山岳連盟 - 遭難事故発見2007年 http://www.naganogakuren.net/scrap/scrapSounan/2007/2007kiji.htm#%E5%BC%93%E6%8A%98%E5%B2%B3%E3%81%A7%E6%BB%91%E8%90%BD%E3%81%97%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%94%B7%E6%80%A7%E6%AD%BB%E4%BA%A1

森下さんは享年43歳、一般登山者より遙かに優れた技術・経験・体力をお持ちだったはず。誰よりも熟知する弓折岳〜双六小屋の間の稜線で転落したということは、この時期のこの場所がそれだけリスクの高いことを意味する。残雪具合や気象の好条件が揃うかどうかが鍵だろう。
今回はまず、前半3日間で慎重にルート状態を偵察し、後半4日間に再度トライする手順としたい。小池新道入口付近のデブリ越えでもう無理そうなら、わさび平周辺で雪解け風景を撮って楽しむのもありだ。もちろん、後半の4日間は天候に不安があれば中止する。

  • 4/26(金) 夜出宅→秋葉原→(毎日アルペン号)
  • 4/27(土) (毎日アルペン号)→新穂高温泉→わさび平→小池新道→シシウドガ原→大ノマ乗越への登りルートを偵察→鏡平付近を目標(テント泊)
  • 4/28(日) 鏡平付近→弓折乗越への夏ルートを偵察→行ける範囲(テント泊)
  • 4/29(祝) 下山→新穂高温泉→(乗合バス)→平湯温泉→(高速バス)→新宿→帰宅
  • 4/30(火) 予備日