クライミングシューズを購入

岩登り教室の実技講習に向け、クライミングシューズを買うことにした。
机上講習1のオリエンテーションにて受けた説明では、シューズの甲の絞め方について、マジックテープ、紐編み、スリッパタイプなど、タイプは問わないとのことだったが、どれにすべきか迷うところである。登山用品店で相談したところ、アルパイン用ならば、紐留めタイプが良いでしょうとのこと。また、自分の足の事情を考えてみても、紐留めタイプのほうが適切なのではないか。その理由は、足の左右で長さと形が普通の人以上に違うことだ。基本的には、長い右足側でサイズと親指の当たりを優先し靴のサイズを決め、短い左足側は紐締めでフィッティングの妥協点を導き出すことになるだろう。マジックテープ留めタイプは、長さの違いを抑える能力で不利だ。
左右の違いとともに、もうひとつやっかいなことがある。普通の人よりサイズが大きいため、店頭在庫がなかったり、物によっては、そこまでの大きさがメーカーや代理店で用意されていなかったりするのだ。輸入品の場合、本国では買えるサイズが、日本では範囲外の扱いになっていることもある。

結局、この写真のものを履き比べてみることになった。SPORTIVA(黄)、BOREAL(赤)、5.10(青、サイズ違い2種類)。
SPORTIVAは幅広すぎて両脇が余る感じのため却下。5.10は足にしっくり来る感じで良いが、つま先立ちすると、親指が強く当たるわりに紐を締めても両脇の甘さがツメ切れないため、ちょっと不安感がある。BOREALは形が最も自分の足にしっくり来る感じだが、ぴったりサイズが店になかったため、取り寄せて再確認することになった。

取り寄せ品を試し履きしてみた結果、やはり、BOREAL(Diablo)のほうが5.10(SPIRE)よりも足にしっくり来て良いため、購入決定。特に、靴のつま先がそれぞれの指で均等に当たる感じがいい。土踏まずのカーブも、自分の足とジャストフィットだった。