悪天のため双六山行は中止

今日明日で双六小屋に泊まる山行を予定していたが、一昨日の夕方から天気予報の内容が荒天に変化したため、残念ではあるが中止することにした。tenki.jpで発表されている高山市付近の予報によると、本日が曇のち雨、明日が雨のち曇、しかも大気の状態が不安定で「雷雨の恐れあり」だ。

tenki.jp>山の天気>笠ヶ岳
http://season.tenki.jp/season/mountain/famous100/point-164.html

決定的に悪いのが予測風速の数値計算結果で、明日朝9時には、高度2100m付近で12.3m/s、高度3200m付近で19.8m/sと算出されている。風向は南風で稜線と平行に走る形になるため、ふだんは風が抜けない小池新道にも強風が吹きそうだ。風の通り道になりやすい双六小屋付近は風速15m/sを超えるだろうし、日の出近くの時間帯はそれを上回る突風が吹き荒れるかも知れない。天候と気温から、一番やっかいなミゾレ雪が降ることも予想できる。明日の午前中は双六小屋から出られず、出発時刻が遅れて帰りの最終バスに間に合わなくなる可能性もある。
もしも荒天が本日だけで明日には回復するパターンであれば、月曜日を予備日にすべく休暇を取って臨む価値もあるが、二日続けて雨予報では楽しい山行にならないだろう。

新穂高ロープウェイライブカメラ(http://www.okuhi.jp/Rop/livecamera/index.html)を見ると、13時30分時点の西穂高口で雨は降っていないようだが、笠ヶ岳の稜線はすっぽり雲の中だ。
なお、双六小屋のホームページに掲載されている最新情報によると、10月16日(水)の昼から雪が降り出し、平均10cmほどの積雪があったとのこと。アイゼン、ピッケルなどの雪山装備が必要と案内されている。

双六小屋>最新情報>2013年10月17日(木)
http://www.sugorokugoya.com/saishin/saishin_1310017/saishin131017.html