沢靴のフエルト底摩耗

今年6月に買った沢靴、キャラバン「大峰」フエルト底の摩耗具合をチェックしてみた。


上の写真が未使用状態、下の写真が現在の状態。5か月間の沢登り教室で5回の実技講習があり、うち1回は雨天で入渓できず、4回使っただけだが、思った以上に摩耗している。もしも毎週沢に行っていたら、たった1か月程度に相当する使用状態だが、それでこれだけ減るのだろうか? 底のフエルトとともに、サイドのゴム巻き部分もかなり摩耗して織り目のような模様がすっかり消えてしまっている。
沢靴は、毎週使っても1シーズンは持つと聞いていたので、きっと、自分の使い方が悪いのだろう。思い当たるのは、特に慣れない最初の頃、面でフリクションさせる意識が足らず、クライミングシューズのようにつま先のエッジでグリップさせようとして、何度もズルズル滑ったことだ。勘が悪いと言えばそれまでだが、沢靴独特なグリップ感覚が分かってきたのは、ようやく3回目の実技講習になってからだと思う。もっと靴があまり減らないような上手な登り方を身に付けたいものだ。