7月と9月の連休山行

今年は、電力節減のため7〜9月の間で各自、5日間の夏休みを取得するよう、勤務先から指示されている。せっかくなので、7月と9月に分けて長期の山行計画を立てることにした。

7月の計画


海の日の三連休に3日足し、合計6日間で山行する。目的地は、昨年夏の雲ノ平への山行で印象深かった黒部源流域、そして黒部五郎岳だ。深い雪渓が残っている時期なので、写真映えするだろう。

  • 15(金) 新宿→(夜行バス・毎日あるぺん号)→有峰口
  • 16(土) 有峰口→(路線バス)→折立→太郎兵衛平→薬師峠キャンプ場(テント泊)
  • 17(日) 薬師峠キャンプ場→北ノ俣岳→赤木岳→黒部五郎岳→黒部五郎キャンプ場(テント泊)
  • 18(月) 黒部五郎キャンプ場→黒部五郎岳→黒部五郎キャンプ場→三俣蓮華キャンプ場(テント泊)
  • 19(火) 三俣蓮華キャンプ場→鷲羽岳→黒部源流域→三俣蓮華キャンプ場(テント泊)
  • 20(水) 三俣蓮華キャンプ場→三俣蓮華岳双六岳→鏡平山荘(小屋泊)
  • 21(木) 鏡平山荘→ワサビ平→新穂高温泉→(路線バス)→平湯→(高速バス)→新宿→帰宅

写真撮影のメインは、18(月)と19(火)になる。梅雨明け10日の晴天に期待したいところだが、今年の梅雨明けは昨年のようなくっきりした形にはならないとの予測もあり、運任せだ。できれば22(金)から週末まで休みをつなげ9連休にしたいところだが、23(土)・24(日)は岩登り教室の実技講習が入っているため、21(木)で下山する予定とした。毎日あるぺん号は、7月15日から運行が始まるため、それより前倒しもできない。
16(土)は早朝から歩き始めるので、普通ならば一気に黒部五郎まで歩いてしまうところだろうが、例によって相当な重荷を担ぐことになるし、歩きながらの撮影も楽しみたいので、薬師峠泊とする。
17(日)は黒部五郎岳に着くのは昼頃になるだろう。ガスに巻かれやすい場所なので、山頂からキャンプ地までは、迷いやすいカール沿いのルートではなく尾根沿いのルートを採る。
18(月)の黒部五郎岳周辺の散策は、カール沿いと尾根沿いのルートでぐるりと1周してくる形を採るが、カールと尾根のどちらを先にするか、ちょっと悩むところだ。戻ってきてからテントを撤収、三俣キャンプ場までのルートは三俣の山頂を踏まずに巻道を採る。
19(火)は時間的には水晶岳まで余裕で行けるはずだが、鷲羽の山頂で夜明けを撮った後、岩苔乗越〜黒部源流域の撮影に朝の十分な時間を費やしたい。優先順位から水晶岳はスルーだ。
20(水)は三俣山頂でご来光を拝み、午前中には鏡平まで行ってしまいたいところだが、疲れが溜まってくる頃でもあり、無理をしないほうが良いかも知れない。
21(木)は鏡平で明け方の撮影をしてから出発する。時間に縛られたくないため、高速バスについては予約しない。平日なので、たぶん当日その場の申込みでも乗れるのではないかと思うが、ダメならJR鉄道に切り替える。

9月の計画


3(土)・4(日)に1(木)・2(金)を休暇として足し、4連休とする。槍沢から天狗原経由で南岳へ登り、天狗池と穂高を撮影してみたい。8月29日(月)が新月にあたるため、槍ヶ岳のバックに星空の円周運動を長時間露光するのにも都合が良い。天候が不安定な時期ではあるが、運次第で雲のダイナミックな動きを狙うのに一番良い時期でもある。天狗池には若干の雪氷が残っていると最高なのだが、タイミングが合うか?
敬老の日の三連休(17〜19日)は、岳沢にテントを張り、岳沢周回コースにチャレンジしてみたい。

http://www.mcci.or.jp/www/yarigatake/dakesawa/20100831.html
岳沢小屋ブログ(2010年8月31日) - 岳沢周回コース