山岳保険

開封の郵便物をチェックしていたら、jRO(日本山岳救助機構)から年度更新のお知らせがあったことに気付いた。先週届いていたのをすっかり忘れていた。平日、夜遅く帰宅するとついつい面倒になって、こういうことも起こる。
jROは、一昨年度まで東京都山岳連盟で運営されていた共済保険が形を変えたもので、今回、新制度になって初めての更新になる。ホームページ(http://www.sangakujro.com/)での紹介はあまりに素っ気ないが、要するに、掛け金式ではなく事後分担金の形態を採るため、会費としての支払額は年度が終わってみないと分からないシステムである。その年の会員数と遭難事故状況によって、各自の負担金が変動するため、ちょっと心配ではあった。
新制度切り替わりの際に説明されたのは概算750円〜1700円との見込み額だったが、今回、結果は900円で収まった。実質、9か月換算という違いはあるものの、都岳連共済のときと比べてもかなり安く、関連する開示情報の質も上がった印象を受ける。今後も支持したい制度である。