2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

快適なキャンプ地、ワサビ平

平湯温泉から登山口がある新穂高温泉の区間も、バスで移動。新穂高バスターミナル横の窓口に登山届を提出し、いよいよ登山開始。お昼を過ぎていることとバス旅の疲れも考え、この日の目的地は、標準コースタイム1時間20分のワサビ平に設定している。緩い林道…

出発

少しはカラダも慣れただろうと、今回、楽観的に詰め込んだザックの総重量は30kg。担いでみると、まあ重いなとは思うが、このまま行くことにする。 朝7時、新宿から高速バスに乗り、岐阜県の平湯温泉へ。バス車内では、登山歴30年という筋金入りの女性と横に…

 8月10日(金)〜8月17日(金)

10日(金) 出宅→新宿→新穂高温泉→ワサビ平キャンプ地 11日(土) ワサビ平キャンプ地→鏡平→双六小屋キャンプ地 12日(日) 双六小屋キャンプ地→双六岳→樅沢岳→双六小屋キャンプ地 13日(月) 双六小屋キャンプ地→樅沢岳→硫黄沢乗越→千丈沢乗越→槍ヶ岳山荘キャンプ地…

下山

ザックにすべての装備を詰め込み、最終日としての下山開始。 あたりの景色は真っ白で霧雨状態。目視できるのはせいぜい30メートルくらいだろうか。標識とコンパスに従って進むが、ハイマツの海を進んで行き止まりになった。途中で道を誤ったと判断し、引き返…

明け方の撮影

3時に起床。風は夕方より強く、テントのシートが顔面にひっきりなしにぶち当たる。この環境の中でよく熟睡できたと自分でも感心するが、テントのフレームそのものは至極安定しており、びくともしないので、不安はなかった。強風のためかテント内の室温は9℃に…

これぞ強風

ヒュッテでキャンプ受付を済ませ、夕食を申し込む。すると…。テント泊者への夕食提供はやっていないという。まあ、しょうがないか。うどんなどの軽食は大丈夫ですよね?と聞くと、それもお昼の時間帯がもう終わったとのこと。ちょっとがっかりだが、受付の方…

アクシデント

ピークに立つと15℃、鞍部の茂った森林帯では20℃越え、上と下で5℃以上の温度差を伴う激しいアップダウンを何度も繰り返し、いい加減うんざり。 ふと、腰のポーチに手をかけると、あれ?蓋が開いている。心配になり、中身を確認。カメラの交換レンズOK。お金や…

山行はまだまだ続く

山頂から降りると、早速、昨日の話で聞いたガレ場の連続がお出迎え。足元がすくわれそうになりつつ、気を引き締めて、慎重に岩道を歩く。 進むにつれ、右手に見える穂高連峰がぐんぐん近付き、パノラマ銀座の異名を実感する。 アップダウンを繰り返しながら…

常念岳への登頂

6時半、撤収を済ませ、常念岳登頂に出発。400メートルの急登だ。二合目付近で、後から来た大学パーティーの皆さんに追い抜かれる。彼らもテント泊装備を背負っているが、やはり、私よりずっとピッチが早い。しかし、彼らは五合目付近で休憩。私はあまり疲れ…

神々しい夜明け

3時起床。今までのキャンプ地が、暑さ、寒さ、強風、荒天と、インパクト続きだったので、ここ常念乗越の穏やかな夜はとても休まり、リラックスした目覚めである。 お隣のテントは某大学山岳部の皆さんだが、もう出発準備を始められていた。常念岳山頂で御来…