無事に帰宅。
幸い、雨はほとんど降らなかったが、雨雲の中身に突っ込んだかのような濃度の高いガスが立ち込めていた。前方視界範囲は、せいぜい10メートルくらいか。気温は18℃付近で一般感覚なら涼しく感じるはずだが、湿度100%の環境で汗がまったく乾かず、運動量が大きい状態では熱が溜まって不快そのもの。
ツツジの花がちょうど咲き終わったタイミングらしく、登山道にはたくさんの花が落ちていた。梅雨でぐちゃぐちゃの田植え状態な路面を予想したが、思ったほどひどくはない。でも、ザレ場や岩場は濡れてツルツル滑りやすく、泥まみれな靴底ではグリップが効かず苦労した。
ゴールデンウィーク中、水道橋の登山用品店で尊仏山荘の小屋番さんとばったり会ったこともあって、山頂の尊仏山荘では久しぶりをご挨拶。コーヒーとポカリスエットを飲んだ。尊仏山荘名物、ネコのミャー君も相変わらず元気。

今回の実測タイムは、コースタイム×0.85。2007年11月17日の山行ではコースタイム×0.66くらいだったことからすると、濡れて滑りやすい登山道の悪さを差し引いても、かなり体力が落ちた感覚だ。夏のアルプスに備えて鍛えよう。
良かったこととしては、朝早く起きられ予定より20分速い電車に乗れたこと、秦野駅からヤビツ峠行きのバスが臨増されていて、バス待ち時間なしですぐ出発できたことがある。また、行動食に持って行ったSOYJOYは、渇きを誘うこともなく、非常に良好。たくさん食べると、豆独特な胸焼け感に遭うかもしれないが。